原文
http://www.bagoum.com/tierlist.html
現在の環境
Ancient Bondsの登場が環境に大きな影響を与えました。今のところはLynor, Vaath, Faieが目立った活躍をしているものの、まだ新拡張実装から日が浅いため本当のところはどうなのかよく分かっていません。
そんな中でも新勢力として台頭し始めたのが、Arcanystシナジーとbbsのバフを有効活用したKaraです。
まだまだ構築を詰めるに至っていない、もしくは新カードに目ぼしい物が無かったデッキもいくつかあります。Spell Reva, Control Cassyva, Bond Argeon, Swarm Lilitheこれらのデッキは使用プレイヤーが少ないため真の実力を発揮できていない可能性もあります。
まあこんな感じでよく分かっていない部分が多いので、今回のTireリストは半信半疑に眺めてみてください。
SUPERIORTIER S
1. Tempo Argeon新拡張の実装で(他のデッキが低速化したため)Tempo Argeonの早い猛攻がより一層顕著になりました。
デッキをスタンダードなものにするか,Golem軸にするかそのどちらにしても、相手が動き出すまでに倒すというゲームプランは同じです。Sloのnerfによって4マナimmolationが不可能になり少し弱体化したものの、主力のwindblade adeptや8マナ9点(saberspine tiger + holy immolation + bbs)は健在です。
今一番の考えどころは、Golemをデッキに入れるかどうかです。Magmarのlavaslasherのように単体で活躍するGolemがいないので、Golemを入れない構築もいくつかあります。Golemを盛ればはまった時の爆発力があるものの、事故負けのリスクも出てきます。
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Meziljie's Tempo Argeon |
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MrEnderMan's Ghoulie Golem Argeon |
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J's Golem Argeon |
2. Midrange Vaath
Midrange Vaathの今まで空白だった5マナミニオン枠にlavaslasherという強力な新戦力が加わりました。
natural selection, thumping wave, lavaslasher, makantorこれらの厄介なカードたちがVaathをトップメタへと引き上げています。とはいえArgeonの猛攻を凌ぎきれるかどうかは怪しく、新拡張で一新されたFaieにはplasma stormが以前よりも効きづらくなったりしているのでVaathの環境における立ち位置は今後数週間で変わっていくかもしれません。
Magmarの新カードであるlavaslasherはどんなデッキであろうが必須ですが、ragebinderはゴーレム軸でないかぎり不要ですし、juggernautは今主流のMidrange Vaathには遅すぎるカードです。
より早いアグレッシブなデッキにしたいならflameblood warlockやtectonic spikeを入れてみてください。
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Meziljie's Midrange Vaath |
3. Disruption Faie
Distruption Faieは今回の拡張で大いに強化されました。
deathgripとcirculusの加入でマナ加速を行いつつも序盤から終盤まで隙のないゲーム展開を行うことができるようになりました。
また以前からあるenfeebleやfrostburnといった強力な全体除去やそれ以外にも優秀な単体除去を取り揃えており、対戦相手のミニオンをことごとく無力化していけます。
しかし、このデッキの使用者がそこまで多くないため今回のTireリストでは3位に格付けしました。
低マナミニオンや低コス除去はデッキの根幹を支える部分なので、デッキに手を加えたいなら高マナミニオンの部分を必要に応じて入れ替えましょう。
grovekeeper, bonereaper, zen'ruiのようなテックカードやseraphim, meltdown, embla, pandora等の定番フィニッシャーを入れてみてください。またempの採用なんかも面白いでしょう。
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Maser's Seraphim Disruption Faie |
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ElDynamite's Disruption Faie |
STRONGTIER A
4. Arcanyst Faieこの新型FaieはDisruption Faieにこそ及ばないものの、Faieの新たなミッドレンジデッキとしての形を提示しています。
ゲーム中屈指の優秀なラインナップが揃うVanarのスペルで、alcuin, owl, circulus, loreweaver等のArcanystたちをサポートします。
このデッキが特徴的なのは、Aggro Faie以外の全てのFaieで採用され続けてきたmeltdownが採用されていないことです。これはただ単に新拡張リリース直後で入れていないだけなのかもしれないし、今後も入らない可能性もあります。
デッキに手を加えるならArcanystを必要に応じて入れ替えましょう。とはいえ、Arcanystを減らすとBondを発動させにくくなるので必要最低限のArcanystを確保するか、Disruption Faie寄りの構築にすることも選択肢の一つです。
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Pylons' Arcanyst Faie |
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Yukarin's Arcanyst Faie |
5. Control Vaath
Control VaathもMidrange Vaath同様lavaslasherの加入で大きく強化されました。
Midrange Vaathと異なりmeltdown, bounded lifeforce, juggernautといったバリューカードで長期的な勝利を狙いつつも、flash reincarnationでの早期召喚もできます。
以前までsilithar elderやkhymeraが入っていたフィニッシャー枠に新カードであるjuggernautが入っています。
flashやchrysalis burst(ラダーで採用されうるカード)といったカードによる強力なミニオンの早期召喚がこのデッキの肝です。こういった早期召喚はアグロデッキ相手への対抗策になるだけでなく、立ち上がりの遅いデッキを打ちのめす手段にもなりえます。
また、skornと相性の良いtwinfangやflashと相性の良いfortitude, amplificationをデッキに入れるのもいいでしょう。
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ElDynamite's "I Ran, I Flashed, I Ragnaros'd" Vaath |
6. Obelysk Zirix
新拡張による天敵Magmarの台頭はObelysk Zirixにとって好ましくありません。一方、永らく待望されていた遠距離除去であるblood of airの加入でこのデッキの弱点が一つ減りました。
obelyskによる永続的なdervish生成とfalciusで戦線を支えるテンポベースのゲームプランを目指していき、終盤にはaymara healerが控えています。
デッキの調整案としてはミッドゲーム用のミニオンとしてdioltas, nimbus, allomancerもしくは除去カードentropic decayを入れてみてください 。
現在のメタでは、こちらの勝ち筋であるobelyskを敵ミニオンから守っていくためにblood of airとstars' furyでの除去は必須です。
どれだけobelyskに寄せるかをMagmarの存在を頭に置きつつ考えてください。
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tundranocaps' Obelysk Zirix |
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F8D's Structure Golem Zirix |
7. Control Cassyva
Zir'Anの台頭によって、このデッキは速度を落としてでもバリューカードを増やす重いデッキへと方針転換しました。5,6,7マナの重いミニオンを使用マナに沿ってプレイしていくある意味古典的なAbyssianのスタイルです。
新拡張で目ぼしいカードもなかったのでリストに変化はありません。
ゲーム序盤を一点除去や敵ミニオンを画面隅に移動させて時間稼ぎしつつ、abyssal juggernautやrevenant等のフィニッシャーでゲームを決めに行きます。現在のメタではバリューカードが求められているので、reaperやreaverが活躍してくれます。
対応したい相手に応じてテックカードを選定してください。sunset paragonはTempo Argeon相手に有効で、ephemeral shroudはVaath相手に有効でしょう。
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MunkBusiness' Nether Control Cassyva |
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Yukarin's Creep Cassyva |
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Badmannered's Aggro Creep Cassyva |
8. Heal Zir'An
なんだかんだでRise of the Bloodbornの真の勝者はZir'Anでしょう。
以前はファンデッキにすぎなかったこのデッキが、強力な除去,ミニオン,ドローが追加されたことでラダーでも戦えるようになりました。
ヒールシナジーを重視することで、アグロ・ミッドレンジへの対抗策になるだけでなくkelainoをカモにすることもできます。
trinity oathで息切れすることなく戦い、scintillaは単体としての強さだけでなくsunforge lancerを更に活躍させます。
しかし、天敵ともいえるempが登場したため今後数週間でデッキがガラッと変わっていく可能性があります。
このデッキはヒールによってミニオンを最大限活用し、相手とのリソース差を活かした長期的な勝利を目指していきます。
ヒールを攻守に渡って柔軟に有効活用し、不利な相手もほとんどいません。
環境に存在するアグロデッキの度合いに応じてヒールカードの数を調整してください。
sunriserやvitriolを使用している多くのプレイヤーがsundrop elixirもセットとして入れています。
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tundranocaps' Heal Zir'An |
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Crankypanda's Manaforger Zir'An |
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AlphaCentury's Tempo Zir'An |
AVERAGETIER B
9. Spell RevaこのデッキはAggro Revaを基にして攻めの速度を落としたデザインになっています。スピードが落ちた分を、ドローやonix bear sealのような除去スペルにデッキ枠を割いています。
こういったデッキ変更で環境への適応力を上げているものの、inner focusがnerfされたことで序盤から攻め立てたい時に困るようになりました。
Ancient Bondで有用なカードが見つからなければ、Spell Revaの先行きは前途多難です。
デッキの外観は2016年10月ごろのAggro Revaに似ているようにも見えますが、ぞのプレイスタイルはShimzar以前のSpellhaiのようなデッキです。
以前と違いmana vortexのnerfで手札も枯渇しやすくなりinner focusのnerfでバースト力もなくなったため、Minmaxerのデッキリストのような速攻デッキでもある程度は盤面の処理をしていく必要があります。
序盤用のミニオンが欲しければprimusやmysticを、ドローソースが欲しければfoxを、高マナ域のフィニッシャーが欲しければhamonやspirl techniqueを入れてみてください。
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ElDynamite's Zendo Reva |
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Jogda's Eight Gates Geomancer Reva |
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Minmaxer's Aggro Spell Reva (old) |
10. Zoo Kara
貧弱なミニオンを大量展開するArcanystはKaraのbbsと好相性を発揮しています。
Faieは前環境からいるDisruption Faieがおそらく最適解ですが、Karaはこのニューデッキが最適解になりそうな気配がします。
Arcanyst Karaはテックカードや高マナ除去スペル以外はほぼデッキの固定枠です。実際にMezilzieやYukarinといったプレイヤー達がDPLに持ち込んだデッキはほぼ同じでHailstone PrisonとEnfeebleに差異があるくらいでした。
今回載せたYukarinのデッキに入っているミニオンは必須カードですが、今後数週間で環境を見極めつつ採用枚数に微調整が施されていくでしょう。
Zoo Karaはトークン型から低マナに寄せたもの, マナ加速からの大型など様々なバリュエーションがあるものの現環境で結果を残せていません。
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Yukarin's Arcanyst Kara |
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MYW's Zoo Kara |
11. Control Reva
Control Revaは他のSonghaiデッキとは一線を画す存在です。コンボもしくはミニオンによるビートダウンでの勝利を狙うのではなく、盤面を支配し効率的な除去を繰り返し行いリソース差での勝利を狙います。
bloodrage, cyclone, crescent等の各種アーティファクトと除去スペルで敵ミニオンを無力化していきます。また、新アーティファクトであるbangleがこのデッキに今まで無かった苛烈なコンボをもたらしました。しかし、新カードempの流行り具合によってはアーティファクトに依存したこのデッキが辛い環境になるかもしれません。
このデッキの調整案としては、まず第一にアーティファクトとcobra strikeのような除去スペルをどれくらいいれるかどうかを考えます。
bangle以外に手札からバーストダメージを出す手段に欠けるので、どれくらいコンボに比重をおくかも考えてください。
そして最後に、数少ないミニオンの選定です。geomancerとcryptographerを採用すれば強力なbbsを次々と供給していけます。calligrapherはレートゲームにおいて力を発揮するでしょう。
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EurasianJay's Control Reva |
12. Swarm Lilithe
以前はblack solusに頼っていたこのデッキも、blistering skornの採用率低下やRise of Bloodbornでの強化により息を吹き返しました。
variaxがnerfされて以降は、昔ながらのアグレッシブなswarmスタイルが人気です。deathfire cresendo, soul grimwar, soulshatter pactを使ってチャンスがあれば試合を決めに行きます。また、何人かのプレイヤーはvoid steal, horror burster, furosaを用いてwraithlingを最大限有効活用しています。
しかし、Ancient Bondで得たcreepとの相乗効果は今のところ上手く使えていません
Rise of Bloodbornでdeath fire cressiendよりも使いやすい勝筋を手に入れ、horro busterでトークンを活かしやすくもなり、furosaで全体除去にも強くなりました。
デッキとしてやれることが増えたので好みで調整してみてください。
darkfire sacrifiseでのマナ加速はpriestes, shadowdancer, variax, revenantと相性が良いでしょう。
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Zyx's Classic Swarm Lilithe |
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Grinch's Variax Lilithe |
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Badmannered's All-In Swarm Lilithe |
13. Bond Argeon
FaieとMagmarの台頭によってこのデッキは現在辛い立ち位置にいます。
Rise of the Bloodborn環境初期と同様に、高マナミニオンをaegis barrier等で保護していく必要があります。
ただ大型ミニオンを並べていくだけなら、empやpeacekeeperを入れたgolemデッキを使ったほうが良いでしょう。
このデッキは大型ミニオンを召喚しつつ有利なミニオントレードをしかけ、holly immolationとdivine bondでゲームを終わらせます。
このデッキの調整案としては除去カードや低マナ域のミニオン, 大型ミニオンを必要に応じて入れてみてください。大型ミニオンの例としてはロングゲーム用のzirや攻撃的なミニオンであるelyxがいます。
大型ミニオンを活かすためにaegis barrierは必須です。
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Zaowi's Z'ir Bond Argeon |
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Crankypanda's Z'ir Bond Argeon |
14. Midrange Zirix
blood of airの登場でMidrang Zirixは再び戦えるようになりました。
golemシナジーを活かした型にするか、単体のカードバリューを重視した昔ながらのグッドスタッフ構築のどちらがより優れたデッキなのかは判明していませんが、どちらの型でも強力な高マナミニオンと優秀な除去で戦っていけます。
ここ数ヶ月あまり進歩のなかったMidrange Zirixは今後数週間のうちにデッキ構築がより洗練されていくでしょう。
デッキ調整案としては、paxと相性の良いinner oasisを入れたり、obelyskの入っていないデッキならnimbusを入れるのもいいでしょう。
デッキをより早くするか遅くするかは各人の好みですが、基本的にグッドスタッフデッキなので単体のカード性能を評価するようにしましょう。
aymara healerで満足できなければnosh-rakやdominate willを入れることもできますが、現在の環境では遅いような気がします。
15. Midrange Reva
Midrange Revaはmana vortexのnerf以来たびたび見かけるようになり始めたデッキタイプです。
Songhaiの強力なカードとNeutralミニオンで盤面を確保していきます。このデッキもSpell Revaと同様に、盤面を支配しミニオンのテンポプレイを狙っていきますが、Spell Revaと違いバーストダメージを出す手段が無いです。そのため、MagmarやFaieの除去でミニオンを丁寧に処理され続けると打つ手が無くなります。現在のメタで戦うためのAncient Bondでの新カードもありませんでした。
デッキのほとんどが自由枠なので好きにカスタマイズしてください。
sojournerやspelljammerといったドロー兼中型ミニオン、zendoやmeltdownといったフィニッシャーを採用するのもいいでしょう。juxtarpositionやmist dragon sealといった低マナスペルがあまり入っておらず、kataraやchakriといったミニオンを活用しにくいので他の低マナミニオンの採用を考えましょう。除去スペルにも一癖あるdeath strike sealや安定のonyx bear seal等があります。
golemシナジーを活かした型にするか、単体のカードバリューを重視した昔ながらのグッドスタッフ構築のどちらがより優れたデッキなのかは判明していませんが、どちらの型でも強力な高マナミニオンと優秀な除去で戦っていけます。
ここ数ヶ月あまり進歩のなかったMidrange Zirixは今後数週間のうちにデッキ構築がより洗練されていくでしょう。
デッキ調整案としては、paxと相性の良いinner oasisを入れたり、obelyskの入っていないデッキならnimbusを入れるのもいいでしょう。
デッキをより早くするか遅くするかは各人の好みですが、基本的にグッドスタッフデッキなので単体のカード性能を評価するようにしましょう。
aymara healerで満足できなければnosh-rakやdominate willを入れることもできますが、現在の環境では遅いような気がします。
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F8D's Sirocco Zirix |
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ElDynamite's Golem-Free Midrange Zirix |
Midrange Revaはmana vortexのnerf以来たびたび見かけるようになり始めたデッキタイプです。
Songhaiの強力なカードとNeutralミニオンで盤面を確保していきます。このデッキもSpell Revaと同様に、盤面を支配しミニオンのテンポプレイを狙っていきますが、Spell Revaと違いバーストダメージを出す手段が無いです。そのため、MagmarやFaieの除去でミニオンを丁寧に処理され続けると打つ手が無くなります。現在のメタで戦うためのAncient Bondでの新カードもありませんでした。
デッキのほとんどが自由枠なので好きにカスタマイズしてください。
sojournerやspelljammerといったドロー兼中型ミニオン、zendoやmeltdownといったフィニッシャーを採用するのもいいでしょう。juxtarpositionやmist dragon sealといった低マナスペルがあまり入っておらず、kataraやchakriといったミニオンを活用しにくいので他の低マナミニオンの採用を考えましょう。除去スペルにも一癖あるdeath strike sealや安定のonyx bear seal等があります。
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tundranocaps' Midrange Reva |
MEDIOCRETIER C
16. Zoo Starhorndecimusでのバーンダメージを主体とした戦術から、Ancient Bondでのgolemシナジーを活かした戦術へと方針転換しました。moloki huntressとシナジーのある新アーティファクトのようなgolem以外の新戦力もいます。Starhornはbloodborn以前のミニオンを大量展開するスタイルへと原点回帰しています。
これといった鉄板構築もないのでデッキを好きに組み替えても問題ないです。
flameblood warlock, tectonic spike, elucidator, rancourを入れた自傷ダメージを活かした構成にしたり、entropic gazeのnerfで弱体化したもののdecimusでのドローシナジーもありでしょう。
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T2K5's Golem Growhorn |
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RHacker and Zayne's Burn Starhorn (Old) |
17. Big Lilithe
reaperとreaverに頼っていたBig LilitheもAncient Bondの到来で、owlbeastのバフを活かしたArcanystでボードを支配していく構築を模索しています。
このデッキのキーカードはロングゲームに強いdeath knell(通称N'Zoth)です。
今までのBig LilitheとArcanyst型どちらが優秀かはまだ判明していませんが、マナ加速しなくても戦っていけるのはこの型の良さです。
他のジェネラルのArcanystデッキと同様に、このデッキもArcanystやスペルカードを入れ替えてみてください。
このデッキのミニオンはArcanyst山盛りでAbyssianの定番ミニオンであるrevenantすら入っていませんが、今後数週間の内にAbyssian固有の大型ミニオンをArcanystと混ぜた構築になっていくかもしれません。そうしたときには大型ミニオンと相性の良いnether summoningといったカードも選択肢になっていくでしょう。
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Yukarin's Arcanyst Lilithe |
18. Backstab Kaleos
普段あまり使われていないbackstabに焦点をおいたデッキです。
backstab関連のカードと相性の良いOnyx Jugarのバフを有効活用しています。
obscuring blowがRise of the Bloodbornで追加されたものの、Ancient Bondでは強力なカードは追加されませんでした。また、inner focusのnerfも大きな痛手です。
現時点でもどういった構築が正解なのか判明していません
デッキ内にスペルが多ければmagiやchakriを入れるのもいいでしょう。
tusk boarのような攻撃的なカードやzendoのようなフィニッシャーを入れるのもいいでしょう。
bangleを入れれば手札からバーストを出すこともできるようになります。
とはいえBackstabが多くても、shadow waltzを入れることは流石にないでしょう。
shimzarリリース以来デッキの改良を重ねていますが、まだまだ発展途上です。
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Jogda's Aggro Bangle Kaleos |
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AlphaCentury's Backstab Kaleos |
19. Artifact Sajj
aurora tearsとtime maelstromeのアーティファクトコンボデッキです。
6,7ターン目にはコンボを決めて勝つプランです。
ただ一発芸デッキなので、コンボが決まらないと勝てません。
デッキにはコンボまで生き延びるためのミニオンとコンボ起動用のミニオンを採用しています。
もし、ミニオンで盤面をとっていきたいならObelysk ZIrixと同様に、blood of airとstars' furyを入れましょう。
nosh-rakやdominate willを入れればロングゲームでの勝利も狙えるようになりますが、単純な爆発力は落ちてしまいます。
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ElDynamite's Combo ArtiSajj |
20. Aggro Faie
Rise of the Bloodbornリリースでshroud, corona, enfeeble等の優秀なスペルが増えただけでなく、cryptographerで敵ジェネラルのヘルスを削る速度も向上しました。しかし、Ancient Bondでこのデッキに適したカードは追加されず、ただアグロデッキを使いたいだけならTempo Argeonというこのデッキよりも優秀な存在がいます。
hailstone prisonをデッキに採用すれば、敵ミニオンの除去だけでなくflameblood warlockを使いまわしたりできます。primus shieldmasterを採用して敵を足止めすれば、white aspの使い勝手も良くなるでしょう。
効果が強力なもののスタッツが貧弱なcryptographerやalcuinも、必要に応じて盤面をとっていけるミニオンに入れ替えるのも悪くないでしょう。
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Crankypanda's Aggro Faie |
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