原文
http://managlow.com/manaranks/ladder/07-07-2016/
Tier I
1 Control Cassyva
概要環境が遅くなったのでコントロールデッキが復権し、コントロールメタであるこのデッキもその恩恵を受けています。shadow creepだけでなく、abyssian固有の強力なミニオンがゲームの主導権を握るうえで活躍してくれます。アグロの減少やcontrol zirixのバーストができなくなった影響がこのデッキの躍進につながりました。
手引き
マナカーブに沿って動けば勝てる地力があるので、デッキをいじる際には同マナのカード同士で入れ替えるようにしましょう(例:5マナのDark transformationを入れたいのならZen’RuiやDancing Bladeと入れ替える)。ラダーを駆け上がりたいなら使うべきデッキです。
Kolos TheDragon |
GrincherZ |
Envybaer |
2 Midrange Kara
概要環境が遅くなったおかげでMidrange Karaの立場も向上しました。弱小ミニオンであろうがバフすることによって、盤面を支配するうえで強力な戦力になってくれます。こういった戦法は他のgeneralにはないkaraのみの特権です。ミッドレンジやテンポデッキが増えつつある中、karaはミニオンのバリュー勝負でそれらのデッキに打ち勝てます。しかし、cassyva相手には遅れをとります。
手引き
ミニオン同士の殴り合いに強いKaraですが、Bloodtear AlchemistやMaw,Saberspine Tigerといった除去を兼ねたミニオンのサポートは重要です。より強力な除去であるZen’RuiやフィニッシャーであるPandoraやArctic Displacerを入れてみるのもいいでしょう。L’Kianがもたらすハンドアドバンテージの恩恵は計り知れないです。
TheScientist |
NoWayItsJ |
GrincherZ |
3 Tempo Argeon
概要以前のArgeonとたいして変わっていません。良質なprovokeミニオンとDivine Bondの組み合わせは依然として強力です。苦手マッチが少なくなりbbsを使うための場持ちのいいミニオンが出れば、彼がトップに躍り出る日も近いでしょう。
手引き
レートゲーム用のドローソースThe Scientistの登場でTempo Argeonの使用者は増え構築もより詰められました。また、Magnetizeを採用した型ではabyssianに対して強く出れます。よりレートゲームに強くするかミッドレンジに寄せるかは、何をメタりたいかとあなたのプレイスタイルに応じて決めてください。
NoWayItsJ |
GrincherZ |
Hopper |
Tier II
4 Midrange Vaath
概要Taygeteの登場はmagmarにとって喜ばしく、Midrange Vaathはとくにその恩恵を受けました。ミッドゲームにおいてTaygeteやartifactは無類の強さを発揮します。ラダーにおいてもその剛腕ぶりを十分に発揮してくれます。
手引き
コントロール相手に早めのゲームプランを仕掛ける場合には、artifactが盤面の有利を築くうえでかなり役立ちます。Grincherは思いがけないartifactを送り届けてくれるでしょう。もしCyclone Maskが手に入ったならBounded Lifeforceとぜひ組み合わせたい一品です。artifactがメタられている環境ならば、大型ミニオンを増やしたりrushに寄せたりして柔軟な構築を試してみてください。
GrincherZ |
Hopper |
5 Aggro Magmar
概要一見Midrange Vaathと似ているように思えますが、よりアグレッシブな構築になっています。多数のバースト手段を備えているので、冷静に計算し相手を仕留めてください。 provokeミニオンやKelainoのような回復ミニオンが天敵なので除去手段を用意しておきましょう。立ち上がりの遅いデッキに有利です。
手引き
rushミニオンとGreater FortitudeやDiretide Frenzyの組み合わせは強力ですが、どんどん使っていくとすぐに手札が切れるので適切なタイミングで使うようにしましょう。ドローソースであるL’kianとSpelljammerはどちらも一長一短なのでデッキに応じて好きな方を選んでください。
Lyvern |
Wagnozac |
Lyvern |
6 Arcanyst song’hai
概要Arcanyst song’haiはKaleosとRevaどちらの型でもラダーでの地位を 確保しました。豊富な火力で敵のミニオンを焼き払いつつ、Owlbeastでバフできれば強固な盤面を築くことができます。立ち上がりが遅く強力なフィニッシャーがいないという弱点もありますが、地力は十分にあります。
手引き
The Scientistの追加でこのデッキの強さは更に磨きがかかりました。割と柔軟なデッキなのでメタりたい相手に応じて構築を変えましょう。Prismatic Illusionistsなんかを好みに応じて入れてみるのもいいでしょう。
CCalmify |
The Scientist |
CCalfimy |
7 Swarm Lilithe
概要今や対策が知れわたってしまったのでSwarm Lilitheのラダーでの地位も落ちました。しかし、依然として止まることのない爆発力を秘めています。大量に召喚したミニオンを相手が常に適切に対処できるとは限りません。対処できなければこちらの勝ちでしょう。
手引き
新戦力としてShiro Puppydragonが加わり、地道にバフしてくれます。またJax Truesightはカードパワーだけでなくデッキの方針とも合致したカードです。除去を増やしたければRitual Banishingが良いでしょう。
GrincherZ |
The Scientist |
8 Midrange song’hai
概要以前はcombo haiとも言われていたデッキですが、今ではcombo以外の要素も含んでいます。たとえ盤面が空だろうが手札からバーストダメージを出すことが出来ます。相手のプレイしてくるミニオンに対して適切な対処がとれるかどうかで勝率が大きく変わってきます。
手引き
中型ミニオンの代わりにSaberspine Sealを入れることで相手が脅威となるミニオンを出してくる前に仕留めきることができます。ドローソースにHeaven’s EclipseやL’kianを選ぶ際には自分のデッキに合ったほうを選びましょう。デッキにThe Scientistを採用すればレートゲームでのバリュー勝負に打ち勝てるでしょう。
GrincherZ |
NoWayItsJ |
Mogwai |
GrincherZ |
9 Spellhai
概要スペルコンボは今なお健在です。たとえ盤面の制圧に失敗しても直ちにgeneral本体狙いに切り替えられるのは強みです。しかし、スペルの枚数が多いため敵に後れを取りやすいという欠点があります。ただ後れをとろうが手札さえ揃えば後から一掃することができます。mechのような対処できないミニオンやrush持ちのような対処するだけでは駄目なミニオンがいるのが不利なマッチアップの相手です。
手引き
Chakri AvatarやFour Winds Magiのようなスペルで真価を発揮するミニオンや序盤を支えるミニオン,除去を相手に応じて入れましょう。戦略の幅を広げるためにinner focusを入れてみるのもいいでしょう。
WickedFlux |
Jogda |
ZoochZ |
10 Mech
概要Mechデッキは相変わらずMechaz0r!を相手のフィニッシャーが出る前に叩きつけるデッキです。しかし、 Vindicatorの調整によってrushを付与できるのはvanarのみになりました。rush付与手段が少なくなろうがmechの存在は今なお脅威です。
手引き
mechデッキには重要な要素が2つあります。一つ目は大量展開です。Ancestral DivinationやRite of the Undervault, First Wish, Inner oasisのようなカードが好相性でしょう。2つ目はMechaz0r!をより強力に叩きつける要素です。こちらにはSpirit of the Wildが該当するでしょう。どちらに重きを置くにしても、Mechaz0r!を除去されても勝てるように勝ち筋は用意しておきましょう。
NoWayItsJ |
Wyzed |
NoWayItsJ |
Tier III
11 Aggro Faie
概要いわゆるフェイスデッキで先月のラダーでもチラホラ見かけたやつです。除去や遅延手段の豊富なCassyvaのようなデッキに対しては、一気にたたみかけることで相手が本領発揮する前に殴り倒せます。しかし、こちらの猛攻を上手く耐え忍ばれると簡単に息切れしてしまいます。
手引き
よりミッドレンジに寄せるのも良いでしょう。Dancing bladesのカードバリューは相変わらず健在でHollow Grovekeeperなんかも良い仕事をしてくれます。覚えておいてほしいのは、Saberspine TigerやSnowpiercerがこのデッキの基本的なバースト手段だということです。ドロー手段にはテンポプレーに適したSpelljammerもしくはL’kianがいいでしょう。
NoWayItsJ |
GrincherZ |
12 Fast Cassyva
概要Arrow WhistlerやShiro Puppydragon, Sworn Avengerのような優先して除去すべき対象を召喚することで常に相手を後手後手に回すことができます。マナカーブに沿ってミニオンをどんどん出していき後からドローしましょう。
手引き
強力なドローソースRite of the Undervaultのおかげで、swarmデッキやargeonに有効なGrasp of Agonyをどんどん使っていけます。加えてSojournerもドローを助けてくれる存在です。相手を止めるSwamp Entanglerを6マナ時にRite of the Undervaultと同時に使用し、次の7マナでShadow Novaを撃てるのが強力です。
Maser |
NoWayItsJ |
NoWayItsJ |
13 Control Vaath
概要長らくラダーをさ迷っていたmagmarのもとにTaygeteが加わり息を吹き返しました。このデッキの特色は、強力なミニオンを早期に降臨させレートゲームに持ち込み次々と強力なミニオンを出し続け相手のミニオンは除去スペルで対処できます。弱点として高マナミニオンが多く動き出しが遅いので、cassyvaもしくはバーストダメージを出せるsepllhaiのようなデッキに弱いです。
手引き
Flash Reincarnateによるマナ加速はTaygeteやL’kianのカードパワーと相まってアドの稼ぎあいでは後れをとりません。 Vindicatorはいなくなりましたが、Bounded Lifeforceが強力なフィニッシュ手段として存在しています、
Abracadani |
Lyvern |
Mogwai |
14 Midrange Faie
概要以前のcontrol Faieでも述べていたのと同様このデッキも不利マッチアップが多いデッキです。wall系ミニオンや除去スペルで相手の妨害をしながら強力なミニオンを召喚してレートゲームに持ち込みましょう。早いデッキに対しては除去を優先し、コントロールデッキ相手には手札からのバーストダメージを狙いましょう。このデッキには様々なギミックを備えているので楽しみながら勝ちを狙いに行きましょう。
手引き
Jax truesight + Razorbackのお手軽強力コンボは今なお健在です。 たとえJaxを処理されてもPandoraやDark Nemesis といった後続が控えています。SojournerとSpelljammerどちらを入れるかはラダーにZen’Ruiがどれくらいいるかなど周りに合わせてください。
Sorafid |
Thassarian |
Mogwai |
15 Aggro Abyssian
概要序盤から攻めていけるこのデッキは中盤には試合を決め切る破壊力があります。cassyvaのような遅いデッキに有利で相手の重いカードを使われる前に倒せます。弱点としてミニオンのスタッツが悪いので序盤からミニオンを適切に対処される相手には負けます。通常のabyssianは手札から出せるバーストダメージが他と比べると劣りますが、このAggro Abyssianのリストなら他のデッキと比べても劣らないでしょう
手引き
Cassyvaを選べばよりコントロール型になり、Lilitheを選べばバフを活かした構成になるでしょう。Flameblood Warlockでの自傷ダメージはVoid Pulseで回復できますが1枚1枚のカードバリューは低いです。Rite of the UndervaultやSpelljammerをドローソースとして入れるのもいいですが、Blaze HoundはDark Seedとシナジーがあるのでほぼ必須です。
GrincherZ |
Smashthings |
16 Nova Lilithe
概要この変わった構築はshadow novaの奇襲がコントロールデッキに対するフィニッシャーとしてとても有効です。欠点として混ぜた一部のカードが足を引っ張り守勢に回った場合にshadow novaは単なる除去札に成り下がるでしょう。都合のいい手札が揃わないかぎりNova Lilitheのプレイングはとても難しいです。
手引き
swarm要素だけでなくshadow novaを兼ね備えたデッキですが、詰め込みすぎなのでdeath watchのようなデッキにいらないと思った部分はどんどん抜いていきましょう。Jax Truesightは強力かつDeathfire Crescendoと組み合わせればフィニッシャーにも成りえます。ドローソースはあなたのプレイスタイルに合わせて好きなものを入れてください。
The Scientist |
Tier IV
17 Divination Reva
概要ラダーで一時期流行ったものの今では人気が低迷しているデッキタイプです。決まりさえすれば止めどないドローと展開を同時に行えます。山札から次々に引いてくる除去札でテンポデッキのミニオン達を消し去ります。ただ盤面にミニオンが並んでも貧弱なので優勢なうちに相手を仕留めきる必要があります。
手引き
Heaven’s EclipseとAncestral Divinationは一見したところ方向性が真逆でアンチシナジーに思えますが、不可欠な要素です。 Heaven’s Eclipseはデッキ内のミニオンの割合が高くてもAncestral Divinationをサーチする手段として働いてくれます。TuskboarやBloodtear Alchemistはドローが詰まった時の苦しい戦線を支えてくれます。
Wicked Flux |
NoWayItsJ |
18 Heal Zir’an
概要Heal Zir’anもしくはheal lynorと呼ばれるデッキです。Steropeという新戦力が加わったものの伸び悩んでいます。盤面を取れてこそ強いデッキなのに他の4マナミニオンも盤面を取れません。強力なコンボ要素もありますがそういったコンボは多くのマナもしくは盤面にミニオンが必要です。新拡張で強化されることが期待されます。
手引き
bbsを有効に使いLightchasererやArclyte Sentinalで上手いことミニオンを強化できることが重要です。 Ironcliffe guardianのような強力なミニオンはbbsと相まっていつも以上のプレッシャーを相手に与えます。
Wagnozac |
GrincherZ |
19 Control Sajj
概要Control Vetruvianは以前はラダーの頂点に君臨していました。しかし、いまでは見る影もありません。失墜したVetruvianですが、Sajjに姿を変えVetruvian controlはラダーに挑もうとしています。弱体化したとはいえ、今なお強力な専用カードたちはまだ残っています。SajjのbbsとSaonの能力を組み合わせればミニオンの除去も容易いでしょう。しかし、Cassyvaというコントロールメタが跋扈しており辛い現状です。もしCassyvaが消え他のコントロールデッキが栄えるようなら、Dominate WillやBlindscorch + Zen’ruiを備えたこのデッキも復権するでしょう。
手引き
以前のcontrol Vetruvianに比べ、Entropic Decayやartifactの追加でより除去が強力になりました。 Aymara Healer は今なお一線級ミニオンですが、スペルデッキやshadow novaを多用されるようであればArchon Spellbinderを入れるのもいいでしょう。ドローソースを入れるかsecond wishでごり押し性能を高めるかは悩ましい選択です。
Maser |
Envybaer |
Wyzed |
20 Midrange Zirix
概要かつてラダーにはびこっていたzirixも今では地に落ちました。bbsのナーフで除去性能が落ち今では地道に盤面を取る必要があります。試されつつあるZooスタイル(ミニオンを多く並べる)は盤面を取っていくうえで強力です。しかし、有用なバフ手段が次第に消えミニオンもAymara Healerぐらいしか強力な専用ミニオンがいない今のzirixは、Starhornと同じくらいどん底にいるgeneralです。
手引き
dervish型やarcanyst zoo型など様々な型が試され、Auroras tearsを軸にしたartifact型も面白いかもしれません。DunecasterもobelyskやRasha Curse, bbsと組み合わせる分には悪いカードではないでしょう。Stars’ Furyも配置を雑にする相手やswarmデッキには刺さります。 Entropic Decaysと Dominate Willsのどちらを入れるかはTaygeteとVorpal Reaverどちらを見るかなど周りに合わせて調整しましょう。
Wyzed |
GrincherZ |
Seiken |
21 Deathstrike Reva
概要Control Songhaiは今なお構築が詰められていないのが現状です。しかしながら、Deathstrike Seal やKilling Edgeなどrangedと組み合わせればコントロールに向いたカードがsonghaiには豊富にあります。そこから着想を得たDeathstrike Revaはミニオンを除去することに特化したデッキです。しかし、その除去力もコンボできるかどうかにかかっているので単体性能の低いカードが多いです。 今期のtireでは最下位にいるDeathstrike Revaですが、良質な1マナミニオンやバフさえ加われば未来はあるでしょう。
手引き
Arrow WhistlerやShiro Puppydragon, Sworn Avengerはいるだけで相手にプレッシャーをかけられる有用な存在です。ドローソースを追加する際にはマナカーブを邪魔しないものを入れましょう。Inner focusやOnyx Bear Sealといったカードたちがゲームプランの幅を広げてくれます。
GrincherZ |
Mogwai |
Solafid |
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