2016年12月19日月曜日

duelyst Rise of the bloodborn環境の考察

Rise of the bloodborn実装後初のメジャー大会で優勝,準優勝した2人が新環境について語った内容です。













原文
http://9moons.gg/rise-of-bloodborn-tier-listmetagame-analysis-kolos-and-elena/





数か月の予選期間を終えて12月17日に賞金$1000をかけたSnowchaser Cup Grand Championship第二節が開催されました。この新拡張実装後初のメジャー大会ではBryan(Elena)が優勝,Kolos(Chiyoshandesuguu)が準優勝しました。  
(ちなみに日本人プレイヤーyukarinさんは4位)

この記事では優勝,準優勝した彼ら2人に現時点でのデッキリストと環境について語ってもらいます。







Kolos and Elena’s Tier List:

TIER I


Abyssian
新カードPunishでゲーム後半に出される大型ミニオンを対処できるため、空いたデッキ枠にアグロ対策のカードを入れることでアグロ相手もなんとかなります。
Variaxはレートゲームにおいてその力をいかんなく発揮するでしょう、またDarkfire Sacrificeを採用した型なら早期召喚も狙えます。
Furosaはこちらの本命カードを通すための除去の的になってもいいですし、除去されない場合にはwraithling強化でゲームエンドを狙っていけます。
























TIER II


Lynor
あいかわらず強力な2マナミニオンとテンポに優れた新カードのおかげでアグロ相手に健闘できます。
Draining Waveは非常にテンポに優れており、Scintillaのおかげで盤面さえとれていれば多少のバーンカードなら耐え抜くことができるでしょう。
tempo argeonが現環境に適応した一方で、ミニオンを1体ずつ出していくプレイスタイルのmidrange argeonは強力な除去スペル(Natural Selection, Punish, Enfeeble,  etc・・・)が跋扈しているため辛い状況です。







Magmar
Rancourは2マナながらChakri Avatarのように早急に除去していく必要があります。
Entropic GazeやTectonic Spikeはドローとバーンを兼ねた強力なカードで、Decimusも絡ませれば更に凶悪になります。
Thraexはミニオンを並べるzoo戦略に合っているものの、starhornはバーン戦略が現在主流なのであまり見かけません。
採用率は他に比べて低いものの、Drogonも最も強力なカードのうちの1枚です。
新たなドローソースの追加で、低マナでコストパフォーマンスに優れたカードを用いた攻撃的なスタイルが強化されました。




























TIER III

Vanar
Vanarの新カードは今までにない新戦術を生み出そうとしています。
Concealing ShroudとFrigid Coronaはhearthstonefreeze mageのように、時間稼ぎしつつ敵をバーンでしとめるプレイスタイルを可能にしました。
Sleet DasherはBoundless Courageと組み合わせることで盤面を一掃できます。

























Songhai
songhaiは新拡張実装前は環境topを争う位置にいたものの、新拡張でめぼしい収穫は得られませんでした。
Obscuring Blowははまれば強い除去スペルですが、状況を選ぶカードです


















TIER IV

Vetruvian
環境がより早くなったのにレートゲーム用のカードばかり追加されたためかなり辛い状況です。
手軽な回復カードと序盤に強いカードの不足が現在の課題点です。


















Decklists:

Bryan’s(Elena) SnowChaser Finals Winning Deck


Punishでレートゲーム対策はとれているので、ゲーム序盤の攻防に焦点を置いています。
KelainoVoid Pulseの回復でバーンダメージを耐え凌ぎます。
















Solafid S-Ranked #1 Deck (Aggro Faie)


hearthstoneaggro freeze mageのようなデッキです。
ゲーム序盤にミニオンで敵ジェネラルのヘルスをある程度削ったら、ShroudやCorona, Enfeebleで敵を無力化しつつバーンダメージでじわじわと削り殺していきます。



















Kolos’ Variax Lilith


Grandmaster Variaxに全てを託したデッキなので定番カードであるRevenantを入れていません。
Necrotic SphereはPunishに比べ、Aegis Barrierのついたミニオンを倒せる利点があります。
レートゲームにおいて無類なき強さを発揮します。















Kolos’ Punch Magmar


新環境に合わせたスタンダードなmidrange magmarです。
DrogonはCryptographerと組み合わせることで破壊力を増します。
DrogonはFractal Replicationとも相性が良いです。
















Kolos’ Starhorn Burn


Tectonic SpikesやEntropic GazeとDecimemusのバーンコンボを狙ったデッキです。
他の完成度の高いデッキに比べるとそんなに強くないと思います。














Bryan’s Miracle Vaath


バーンとTwin Fangのコンボやドローを活かした構成になっています。
プレイングがとても難しいです。













 Blatm’s Ladder Lyonar


アンチアグロデッキとしてSilverguard KnightHolly Immolationのような強力なテンポカードを揃えています。
新カードDraining Waveは強力なテンポカードで、盤面さえとれていればScintillaの効果でしぶとく生きていけます。



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