2016年12月23日金曜日

duelyst  12月20日版Bagoum tierリストの翻訳








原文
http://www.bagoum.com/tierlist.html







現在の環境

新拡張のおかげでmagmarが大躍進しました。magmarの弱点であった飛び道具が少ないという点は、バーンスペルの追加で補われました。
また、swarm lilitheは新たな勝筋としてVariaxを手に入れました。
lynorとfaieも期待できる新カードを与えられましたが、songhaiに与えられたカードは微妙で、vetruvianにいたってはPurifyを与えられる有り様でした。

magmarのスピードについていけない多くのデッキタイプが死滅し、デッキ構築の幅が狭められています。ゲームスピードの低下が望まれていますが、それがmagmarのnerfで成し遂げられるかどうかは定かではありません



Purify・・・hearthstoneにおけるクソカードの代名詞。新拡張以前から弱かったヒーロー(Duelystでいうジェネラル)に新拡張で与えられたカードがあまりに弱すぎたために、多くのユーザが落胆しこのような動画が作成されるほどでした。
本家Purifyに比べると今回vetruvianに与えられたカードはかなり強いぐらいです。本家Purifyは弱すぎるので、hearthstoneにおけるガントレットモードで出現しないように設定されるほどです。








SUPERIORTIER S

1. Burn Magmar
以前からインファイトスタイルに定評のあったmagmarが、強力な飛び道具とドローを引っ提げてラダーに舞い戻ってきました。
10月のreva並にハンドからバーストダメージを叩き出せるうえに、ミニオン性能も優秀なので、tempo argeon以外のデッキに優位に立てます。

生まれて間もないデッキなので、様々な方向性を模索している段階です。各々がflameblood warlockを入れてアグロに寄せたり、decimusを入れてドローシナジーに寄せたり、azure heraldを入れて継戦能力を高めたりしています。
元々のデッキパワーが高いので、そういったマイナーチェンジを加えても揺らぐことはありません。


ElDynamite's Aggro-Midrange Burn Vaath






Freud's Midrange Vaath






Smash's Decimus Starhorn
















2. Tempo Argeon
magmarやabyssianほど華やかさはないものの、今回の新拡張でtempo argeonは堅実な強化を受けました。trinity oathは強力なドローソースで、scintillaは着実に仕事をこなします。
tempo argeonの苦手なデッキをmagmarが狩り取ってくれる好ましい環境です。とはいえ、tempo argeon自身も序盤に強いwindblade adeptから、終盤に強いtrinity oathを取り揃えるなど、どんな相手とも戦っていけるだけの地力はあります。

tempo argeonにおいて今一番の争点は回復カードに何をどれだけ採用するかという点です。magmarを打ちのめすための回復カードが新拡張でいくつか追加されました。また、新拡張以前から存在していたazure heraldもmagmarの台頭で採用率が高くなりました。trinity oathやscintillaなどバリエーションは豊富です。
このように、現在のtempo argeonは速度を落としてでもmagmarに対抗しようといているため、以前のようにtempo ageonを単純な速攻デッキとして考えないほうが良いです。

PandaJJ's Tempo Argeon


















STRONGTIER A

3. Creep Cassyva
現環境においてfast cassyvaとslow cassyvaに大きな差異が見られないため、デッキカテゴリを統合することにしました。
fast, slowそれぞれの長所を持っているため、序盤から終盤まで安定した試合展開を望めます。
新拡張で追加されたpunishは盤面のコントロールを盤石にし、variaxは強力な勝筋を生み出しました。

今回載せているデッキでは、敵の序盤の猛攻をbloodtear alchemistやdemonic lure, punishで凌ぎ切り、juggernautrevenantをフィニッシャーにしています。
klaxonreaper, variaxをフィニッシャーにする人もいますが、現在のゲームスピードを考えると遅すぎます。
対戦相手に応じてデッキ調整してみてください。例えば、tempo argeon相手にはsunset paragonを入れ、vaath相手にはshoroudを3枚にしてみるといいかもしれません。


Freud's Creep Cassyva












4. Disruption Faie
現在主流のこのfaieは、新拡張以前のfaieの各デッキタイプをごちゃ混ぜにしたような様々な要素を兼ね備えています。速攻向きなカードも入っていれば、enfeeblewhite aspのような長期戦向きなカードまで入っています

デッキが混沌としている分人によってプレイングも大きく異なり、採用するカードにもバラつきがあります。
crankypandaのデッキリストはfreudのものに比べるとよりアグロに寄せているので、ミッドレンジに寄せたいのであればfreudのようにsunsteel defenderやvespyrミニオンを何体か入れてみてください。
現在の環境には遅すぎる気もしますが、meltdownも強力なフィニッシャーです。


Crankypanda's Aggro Faie



Freud's Midrange Faie










5. Spell Reva
このデッキはaggro rebaを基にして攻めの速度を落としたデザインになっています。スピードが落ちた分を、ドローやonix bear sealのような除去スペルにデッキ枠を割いています。こういった構築の差がレートゲームでの粘り強さだけでなく、幅広い対応力につながりmagmarやargeonとのマッチアップでも活きてきます。

shimzar以前の8月ごろのaggro revaに似ているようにも見えますが、そのプレイスタイルは異なるでしょう。以前と違い、ハンドからのバーストダメージが弱体化し、mana vortexのnerfで手札も枯渇しやすくなったので、minmaxerのデッキリストのような速攻デッキでもある程度は盤面の処理をしていく必要があります。
対応力のあるデッキなので、相手に合わせてゲームプランを練ってみてください。
序盤用のミニオンが欲しければprimusmysticを、ドローソースが欲しければfoxを、高マナ域
のフィニッシャーが欲しければhamonspirl techniqueを入れてみてください。


ElDynamite's Curve Reva



Minmaxer's Aggro Spell Reva














6. Swarm Lilithe
以前はbalck solusに頼っていたこのデッキも、skornの採用率の低下や新拡張で有望なカードが追加されたことで息を吹き返しました。variaxという強力な勝筋を手に入れたり、furosaで強化できれば全体除去で一掃される危険性も減りました。

新拡張でdeath fire cressiendよりも使いやすい勝筋を手に入れ、horro busterでトークンを活かしやすくもなりました。
デッキとしてやれることが増えたので好みで調整してみてください。
darkfire sacrifiseでのマナ加速はpriestes, shadowdancer, variax, revenantと相性が良いでしょう。


Elementary's Variax Swarm Lilithe




Kolos' "VariaxOnly" Lilithe






















AVERAGETIER B

7. Donald Faie Trump(wall faie)
環境の変化によって再び勢いづいてきています。
cryogenesisのnerfは大きな痛手でしたが、coronaとenfeebleの追加で盤面制圧力に磨きがかかりました。

このデッキはまずwallを敷いて敵の初動を遅らせることに主眼をおいています。初動を遅らせる
ことに成功すれば、snowchaserpandoraのような無限にリソースを生み出すカードで徐々に追い詰めていきます。
またzenruibornreaperのような相手の攻めをシャットアウトできるカードを追加してもいいかもしれません。

Solafid's Donald Faie Trump













8. Obelysk Zirix
shimzarで追加されたwhisper of the sandsで大きく強化されました。即座に盤面に働きかけられるカードはこのデッキでは貴重で、たとえobelyskがdispelされても機能します。
このデッキはmagmarのplasma storm1枚で壊滅してしまう脆さがあるので注意しましょう。

obelyskの生み出す無限のリソースとfalciusで盤面を維持していきましょう。盤面を維持していければobelyskとaymara healerで徐々に押し返していけます。
ミッドゲーム用にdioltas, nimbus, allomancer, entropic decayを入れてみるのもいいでしょう。
obelysk要素を更に増やしたい場合はprasma stormのことを気にしつつデッキ調整してください。


tundranocaps' Obelysk Zirix














9. Heal Zir'An
皮肉なことにburn magmar強化の恩恵を一番受けたのがこのデッキです。
tempo argeonの速攻性やbond argeonの爆発力そのどちらもこのデッキにはありませんが、回復で時間稼ぎするついでにアドバンテージを稼ぐことができます。
ただ、見ての通り決め手に欠けるデッキなので、そういう意味ではtempo argeonのほうが回復を有効活用できているかもしれません。

回復効果を最大限に引き出すミニオンを使って、ロングゲームでリソース勝負での勝利を目指しています。
burn magmarに対しては、回復カードと良質なミニオンがいるので有利に戦えます。
対アグロデッキでsundrop elixerを使用する時は、ミニオンとジェネラルどちらを回復すべきかよく考えてから使用してください。


Thorrk's Heal Zir'An


Zoochz's Control Heal Zir'An
















10. Control Vaath
burn magmarほどではないものの新拡張で大きな恩恵を受けています。
依然としてfrash reincarnationからのsunsteel defenderやslitther elderは強力です。
burn magmarも実装初期に比べれば速度が落ちてきているので、このデッキのような遅いmagmarにも可能性は十分あるでしょう。

このデッキは大型ミニオンを用いたロングゲームから、frash reincarnationやchrysalis burstでの速攻も可能です。こういった速攻ゲームプランをとれるので、今の早い環境でも生きていけるだけでなく、相手が立ち上がりの遅いデッキなら何もさせないうちに轢き殺すことができます。
速攻ゲームプランを重視したいなら、twin fangやskorn, fortitude, amplificationを入れるのもいいでしょう。


ElDynamite's "I Ran, I Flashed, I Eldered" Vaath


















11. Backstab Kaleos
普段あまり使われていないbackstabに焦点をおいたデッキです。
backstab能力と相性の良いOnyx Jugarのバフを有効活用しています。
obscuring blowのような有望なカードが新拡張で追加されました。
とはいえ、backstabするために盤面にミニオンを維持し続けることがかなり困難です。

現時点でもどういった構築が正解なのか定かではありません。
デッキ内にスペルが多ければmagichakriを入れるのもいいでしょう。
tusk boarのような攻撃的なカードやzendoのようなフィニッシャーを入れるのもいいでしょう。
shimzarリリース以来デッキの改良を重ねていますが、まだまだ発展途上です。


Maser's Backstab Kaleos


















12. Control Reva
combo revaは他のsonghaiデッキとはプレイスタイルが大きく異なります。
他のsonghaiデッキのようにミニオンで敵ジェネラルのヘルスを削ったあとにコンボを叩きこんで勝利するのではなく、盤面を支配しきってリソース勝負で勝利を掴みにいきます。
bloodrage maskcresent spearが除去スペルと上手く噛み合えば敵を一掃しつつ追い詰めていけますが、mana vortexのnerfによって手札のやりくりが苦しくなったのでどうしてもドロー運に左右されてしまいます。

デッキに手を加えたいならartifactや除去スペルを入れ替えてみてください。
このデッキがspell revaとどこがどう違うのか問われると回答に困るものの、このデッキのほうがmana vortexへの依存性が低く依然と変わらない姿を保てています。
どのくらいコントロール色を出したいのかに応じて、spell revaの使用も検討しつつ試してみてください。

EurasianJay's Control Reva
















MEDIOCRETIER C

13. Artifact Sajj
arurora tearstime maelstromeのartifactコンボデッキです。
6,7ターン目にはコンボを決めて勝つプランです。
一発芸デッキなので、コンボが決まらないと勝てません。

デッキにはコンボまで生き延びるためのミニオンとコンボ起動用のミニオンを採用しています。
nosh-rakdominate willを入れればロングゲームでの勝利も狙えるようになりますが、単純な爆発力は落ちてしまいます。


ElDynamite's Combo ArtiSajj

















14. Bond Argeon
新拡張以前は除去が弱かったためこのデッキも息をしていましたが、punishやenfeebleのような強力な除去が追加されたためどうしようもないです。
divine bondからの爆発力は健在なものの、今の環境では遅すぎます。

skornやtempestのような全体除去や、elyx stormbladeのような大型ミニオンを好みに応じて入れてください。
divine bondからの一撃必殺を決めるためにaegis barrierは必ず3枚入れてください。


ElDynamite's Bond Argeon













15. Mech Kara
注:全12ジェネラルをtireリストに一通り並べるために仕方なしにmech karaの項を設けました。デッキとしての強さではmech karaよりもmech faieのほうが格上です。


現在まともなデッキとして存在しているkaraはmech karaぐらいです。
mechは各々が効果を持っているためバフとの相性が良いです。
ただ、bbsを使ったターンに2体以上召喚しようとするとマナを上手い具合に使い切れないことがよくあります。

基本パーツであるmech以外のカードは好きに入れ替えてもいいです。chromatic coldは便利な定番除去ですし、mechz0r起動!までの時間稼ぎにcoronaやshroudを入れるのもいいでしょう。
pandoraやjaxのような他の勝筋をいれてみるのもいいです。


Pylons' Mech Kara

















16. Midrange Zirix
midrange zirixは様々な変化を試しているものの、siphon energyのnerfから立ち直れていません。
またaymara healerのカードパワーに依存しているため、aymara healerが間に合わないburn magmarやtempo argeonといった環境の中心にいるデッキに太刀打ちできません。

デッキ調整案としては、paxinner oasisを入れたり、obelyskの入っていないデッキならnimbusを入れるのもいいでしょう。
デッキをより早くするか遅くするかは各人の好みですが、基本的にグッドスタッフデッキなので単体のカード性能を評価するようにしましょう。
aymara healerで満足できなければnosh-rakやdominate willを入れることもできますが、現在の環境では遅すぎるでしょう。

MrEnderMan's Zoo Zirix

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